コロナ禍のフランス旅行


コロナが一時的に収まってきた2022年の6月中旬に、フランス旅行に行きました。ちょっと円安が気になりましたが、最高の旅行でした!!


1日目 : 2022/06/10 (金) 晴れ 14/26℃


午前8:30AM 羽田空港から日本を出発

8:30AM 羽田から日本を出発。コロナの影響で、空港はガラガラに空いていました。飛行機は、ウクライナ戦争の影響で北極の上を迂回して、14時間半(プラス2時間)くらいのフライトになりました。



午後3:45PM フランスのシャルル・ド・ゴール空港に到着

ついに、フランスに到着!! 「PARIS VOUS AIME」はもちろん読めませんが、「Welcome to Paris」的な意味だと思ったら、「パリはあなたを愛しています」という意味らしいです。「おー、オレもパリを愛してるぞー!!」 この日は、しばらく住むことになるアパートに向かって、近くのスーバーを散策しました。




️2日目 : 2022/06/11 (土) 晴れ 15/27℃


午前10:00AM セーヌ川とサン・マルタン運河をクルーズ

セーヌ川から300人くらい座れる船に乗り、サン・マルタン運河を目指します。



セーヌ川とサン・マルタン運河の水位差は26メールもあるので、途中に水位を調節する水門が9つもあります。



船の後ろの水門を閉じ、前の水門を開けることで、船の水位を押し上げます。滝みたいな水しぶきが上がり、濡れると寒いです。



長~いトンネルも通ります。空気がひんやりしていて神秘的!!



少し開けた所には、何艘も船が停泊していて、人が住んでいるようでした。



午後3:00PM 凱旋門に登る

パリと言ったら、やっぱりシャンゼリゼ通りにある「凱旋門」。車がブンブン走る中、みんな道路の真ん中で、正面から写真を撮りたがってました。凱旋門は、ナポレオンが命令して建設が始まったけど、彼は完成する前に死去したらしい。完成を見せてあげたかった。



300段弱の階段を上がると屋上に出ることができます。凱旋門を中心に、12本の通りが放射状に延びていて、地図上では星(=エトワール)のように見えることから、正式名称は「エトワール凱旋門」と言うらしい。



午後4:30PM エッフェル塔を見る

133年も前に建てられたエッフェル塔には登りませんでしたが、この塔を見ていると、どうしても東京タワーを思い出してしまう。周辺にはシーツを広げて、小さなエッフェル塔のお土産を売っている怪しめの黒人さんが沢山いるので、踏まないように気を付けよう。



近くに美味しそうな飲食売店が、沢山並んでいました。。



思わず買って食べてみたら、これが、めちゃくちゃ美味しかったです。でも、コーラは冷えてなかったので残念。ぴぇん。




️3日目 : 2022/06/12 (日) 晴れ 13/24℃


午前10:00AM 日曜日の朝市を見る(ラスパイユ市場)

朝市は色々なモノが売っていて、見ているだけで楽しかったです。




午後12:00PM ベルサイユ宮殿に行く

ベルサイユ宮殿には入場制限があったようで、事前に入場チケットを購入しておく必要がありました。知らずにお昼頃に到着しましたが、当日券をギリギリ買うことができました。



マリー・アントワネットの部屋。ベッドが小さいのは、座って寝る習慣があったからのようです。本当かなぁ?



そして、有名な「鏡の間(鏡の回廊)」は、とにかくゴージャスでした。長さ約75m、幅10m、高さが12mの回廊は、17カ所の大きな窓から外部の明かりを取り入れて、その反対側の壁に578枚の "鏡" が埋め込まれている空間です。



出口近くにある広い通路には、(恐らく歴史的にも価値がある)大きな絵が沢山並んでいました。でも、もう見飽きた感じで、ほぼスルー。



午後4:00PM 公園を歩き、大トリアノンの小トリアノン(離れの家)を見る

ベルサイユ宮殿から中庭に出ました。雲一つなく、この日は物凄く暑かったです。



中庭は綺麗にメンテされていて、めちゃくちゃ広いです。広過ぎて歩くのが大変なので、ゴルフ・カートが貸し出されていました。



中庭を抜けて、公園をひたすら歩くと、「大トリアノン」と「小トリアノン」と呼ばれる離れの宮殿があります(アントワネットが浮気する時に使用していた宮殿らしい)。更に奥まで行くと、アントワネットが田舎遊びを楽しむために作らせた農園があります。ここで私は人生初の男女兼用トイレを経験しました。女性に挟まれてトイレの行列に並ぶのは、違和感でしか無かったです。



歩き疲れた帰りの電車に乗っていた兄妹が、顔に可愛いペイントをしていました。あまりに可愛かったので、こっそり撮影。(「戦闘の回廊」は、ただの広告なので無関係です)





️4日目 : 2022/06/13 (月) 晴れ 12/24℃


午前10:30AM PCR検査機関の下見

日本政府公認のPCR検査機関を調べて、事前予約が必要なのか、直接確認に行きました。予約は必要なく、毎日やっているみたいです。



午前11:10AM オペラ座の建物を見る

「オペラ座の怪人」で有名なオペラ座の建物を見に行きました。オペラには全然興味がないので、中には入らず、建物だけ見学。



午前11:20AM ユニクロを見る

ユニクロを見学。ガードマンが立っていて、ちょっと高級な洋服屋になってます。



ちょっとした上着でも、約40ユーロ。この時のレートで6千円くらいです。高っ。



午前11:50AM 高級百貨店のギャラリー・ラファイエットに行く

ギャラリー・ラファイエットという高級百貨店に行きました。流石、高級店だけあって、野菜や果物が綺麗に並んでいました。




高級ブランドのお店も沢山ありました。上から見るだけにしておきましょう。



午後7:00PM 知人に会い、パスティスPastisを飲む

お仕事を終えた知人のフィリップさんに会いました。パスティス(Pastis)というフランス伝統的のお酒を勧められました。ミント系ハーブ(スターアニス)の味がするスッキリとしたリキュールです。原液は40°くらいの透明なお酒ですが、水と氷で割ると白濁した色になります。不思議。



帰りの空港でこのお酒を発見しましたが、購入しませんでした。珍しい味で癖になりそうですが、正直そんなに美味しくない。。。




️5日目 : 2022/06/14 (火) 晴れ 13/28℃


午前9:00AM Rennes(レンヌ駅)を目指す

B線のMasay Palaiseau 駅経由で、TGVに乗り換えてRennes(レンヌ)駅まで行きました。電車の中に凄い体臭の人がいて、どうしても我慢できなかったので、両方の鼻にティッシュを詰めてマスクで隠して、耐えしのぎました。



Rennes(レンヌ)駅は、遠くから見ると、要塞(ようさい)みたいでカッコイイです。



駅前の街並みは、凄くオシャレな感じでした。



午後2:00PM 港町カンカルで生牡蠣を食べる

レンタカーを借りて、港町のカンカルに行き、生牡蠣を食べます。一番大きい12個で6.20ユーロを注文すると、おばちゃんが手早く牡蠣の殻を開けてくれます。



海水の塩味が付いているので、レモンをかけて食べます。全然臭みがなくて、美味しいです。因みに、日本から「ポン酢」を持参して来ましたが、レモンだけの方がサッパリしていて美味しかったです。



午後4:30PM モン・サン・ミッシェルを見に行く

更に車で移動して、このフランス旅行で一番印象に残ったモンサンミッシェル(修道院)を見に行きました。カッコ良くって、感動です!!



モンサンミッシェルの島内に入ると、飲食店やお土産やさんが色々あります。



オムレツで有名な「ラ・メール・ブーラー」(1888年創業)を覗いてみました。ふわふわでスフレ風の珍しいオムレツが人気のようですが、噂によると味が薄くて美味しくないみたいです。チーン。スルーしました。



橋の上から夕陽を眺め、夜の11時までモンサンミッシェルを見ていましたが、ライトアップされませんでした。何故だー?




️6日目 : 2022/06/15 (水) 晴れ 16/32℃


午前8:00AM 朝、モンサンミッシェルを見て、レンヌ駅に戻る

ホテルで朝ごはんを食べて、もう一度モンサンミッシェルを見に行って、車でレンヌ駅に戻りました。泊ったホテルはとても可愛い感じの部屋とラウンジでした。




午前11:00AM レンタカーを返して、TGVに乗りパリへ戻る

レンタカーは、ディーゼルのBMWマニュアル車でした。スピード違反が怖かったので、高速道路でも常にスピードを抑え目で運転。



平日の昼間なのに、レンタカーのオフィスが開いてないという問題が発生。貼り紙に、「キーはポストに返却し、車の画像をメールで送る」ように記載されていました。フランス語でしか説明がないので、Google翻訳がなかったらピンチでした。



帰りのTGV特急車の横が、食堂車でした。そして、何かヨーロッパっぽくって、めちゃめちゃお洒落。



午後3:00AM フーコーの振り子と、キュリー夫人やルソーの墓を見る

住んでいるアパートの近くに、パンテオンという建物があり、有名な「フーコーの振り子」が展示してあることを知人に教えてもらたので、見に行きました。天井から吊られた金の玉が円を描くように動くことで、地球の自転を証明しているらしいです。ふーん。



そして、地下には偉人と呼ばれる方々が埋葬されているようです。キュリー夫人のお墓は、こんな感じでした。ふーん。




️7日目 : 2022/06/16 (木) 晴れ 17/31℃


午前9:50AM PCRの検査を受ける

日本でも受けたことが無いのに、フランスで初めてPCRの検査を受けました。コロナ禍で日本人観光客は殆ど見かけなかったけど、この施設には沢山日本人がいました。



午前11:00AM モンマルトルの丘に行く

モンマルトルの丘も人気の観光スポットです。スリの被害が多いことでも有名らしいです。コロナ禍で観光客が少なめだったため、スリも少なめだったようです。たぶん。



モンマルトルの丘には、立派なサクレ・クール聖堂があります。聖堂の中には入りませんでしたが、裏の路地に行き、絵描さんたちが売っている風景画や似顔絵を見ました。みんな上手。



午後6:30PM アラニス・モリセットのコンサートに行く

幼年期を西ドイツで過ごしたフランス系カナダ人の「アラニス・モリセット」のコンサートをバリで見に行きました(場所はアコー・アリーナ)。大学時代によく聞いていた曲ばかりでした(逆に新曲が全然ないのにビックリ)。コンサート開始時間は午後8:00で、アラニス・モリセットが歌い始めたのは午後9:20と非常に遅い。終了時間も午後11:00と遅過ぎ。フランスではこれが普通なのかな?




️8日目 : 2022/06/17 (金) 晴れ 18/34℃


午前9:20AM PCR検査の結果を受け取る

昨日受けたPCR検査の結果を取りに行きました。結果は陰性!! セーフ。日本に帰れます!!!



午前9:30AM パレ・ロワイヤル公園に行く

ルーブル美術館の予約時間まで、裏側にあるパレ・ロワイヤル公園を散歩。噴水の周りに座って、日光浴をしている人の光景がフランスっぽい。



午前11:50AM ルーブル美術館に行く

ルーブル美術館は、驚くほど広くて、迷路のように複雑な建物です。本当に歩き疲れました。でも、有名な作品はしっかり見てきました。



1)【サモトラケのニケ】サモトラケ島で発見された、勝利の女神のニケさん。



2)【モナ・リザ】あまりにも人気で有名な美術作品。もはや、じっくりと鑑賞することは不可能で、みんな列に並んで、モナリザとツーショット写真を撮るのに必死でした。



3)【ミロのヴィーナス】ミロス島で発見された女神アプロディテ。失われた腕には、リンゴを持っていたと言う説もあるらしいけど、どうやって分かるんだろう。



4)【ハンムラビ法典】「目には目を、歯には歯を」で有名な黒い石。こちらは、見つけ難い場所にあって、全然人気がなく、見に来る人も少なかったです。



午後4:50PM REON(レオン) でムール貝を食べる

日本ではあまり食べないムール貝ですが、食べ応えもあって凄く美味しかったです。冷たいビールも旨かった。



午後10:00PM ライトアップされたエッフェル塔を見に行く

日没後、毎正時5分間だけキラキラとライトアップされます。しかし、パリは夜の10時でも明るいので、11時のライトアップまで待ちました。この5分間は、周りの人が全員、写真や動画を撮りまくっていました。




️9日目 : 2022/06/18 (土) 晴れ 21/37℃


午前11:00AM ムフタール通りを散歩する

フランス最後の日は、11時にムフタール通りを散歩しました。



生きてるカニやエビを置いているので、間違いなく魚介類は新鮮なのでしょう。


流石、フランス。ワイン屋さんのワインの種類と数は半端ないです。



因みに、近所の比較的小さなスーパーに陳列してあるワインの種類も想像を超えてました! しかも安い!!




午後5:00PM 日本に帰国

住んでいたアパートはこんな感じです。クーラーがないので、扇風機をフル回転させます。(夜は涼しいです)



空港はガラガラで、時間もあったので、お店を見たりして時間を潰しました。それにしてもターミナル内はカッコイイ。



帰りの飛行機もウクライナ戦争の影響を受けて、地中海の上を通る航路でした。









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