自宅のディスポーザーを自分で交換してみた


キッチン下のディスポーザーから、突然「ピー、ピー」と音が出るようになりました。故障したみたいなので交換しました。


1. ディスポーザーの故障


1-1. ディスポーザーの異音

当然、シンクの下のディスポーザーから「ピー、ピー」と音がするようになりました。リセット・ボタンみたいなのがあって、それを押すと音は鳴り止みますが、暫くするとまた、「ピー、ピー」鳴り始めます。ネットで調べてみると、どうやら故障しているらしいです。一般的にディスポーザーの寿命は10年程度ですが、ウチのディスポーザーは14年間も活躍してくれていました(感謝)。と言うことで、買い替えを検討。



横から見ると、こんな感じです。手前の灰色の箱にスピーカーが入っていて、そこから音がでます。




2. ディスポーザーの購入


2-1. 旧ディスポーザー(INAX)のサポートに見積を依頼

さっそく、旧ディスポーザーのサポートに連絡して、交換費用を見積もってもらいました。見積の金額はなんと、約9万円でした(ディスポーザー本体+交換作業費+交通費)。「結構、高いなー!」という印象でした。


2-2. インターネットで検索

ネットで検索してみると、「自分で交換できる」ってことが分かりました。そして、アマゾンや楽天で検索すると、一応ディスポーザーは販売していたのですが、数も種類もビックリするくらい少なかったです。


2-3. ホームセンターとディスポーザー業界の闇

近所のホームセンターに行ってみる事にしました。どこのセクションを探しても、ディスポーザーは見つからないので、店員さんに「ディスポーザーってどこにありますか?」って質問すると、「置いてないです」と即答でした。続けて「注文はできますか?」と質問すると、奥のカウンターの上司らしき店員に確認してから、「注文もできないです」と言われました。

もう少しネットで調べると、アメリカなどの海外では、普通に自分で(DIYで)ディスポーザーを交換するのが当たり前のようでした。Youtubeでも動画が沢山あがっています。日本では、やっぱり建築業などの会社が作業費を上乗せしてディスポーザー交換業務を独占しているような気がしました。


2-4. ディスポーザーKGSに見積を依頼

私が探した中で、唯一「自分で交換・設置のDIY」を応援している会社が、ディスポーザーKGSというディスポーザーの専門店でした。交換に関しては、メールや電話でサポートしてもらえるし、どうしてもダメな場合は、作業員が出張(有料)して対応してくれます。素晴らしい。早速、「スキューズF13」(フロム工業社の改良OEM機で、おススメらしい)の見積をメールで依頼しました。


2-5. 注文/購入

支払い方法は、次の3つから選べます。71,800円 は納得のお値段!

  • クレジットカード決済
  • 指定口座への振り込み
  • 現金着払い



2-6. 納品

なんと、クレジットカードで支払った翌日に届きました。爆速です。




3. ディスポーザーの交換(取り外し/取り付け)


3-1. 開封

開封式です。段ボールの中身はこんな感じです。



3-2. 旧ディスポーザーの取り外し

まず、電源を外します。その下の緑色のアース線も外します。恐らく普通は、水とお湯の栓を締めるのが最初の手順だと思いますが、面倒くさいので放置しました。。。



次に配管を取り外します。ここが一番の難所でした。八角形の大きな樹脂ナットが全然緩みませんでした。どうしても緩まないので、ディスポーザーKGSにメールで問い合わせた所、「(1)CRC-556等の潤滑油+コム手袋で緩めるか、(2)最終手段はノコギリで切断」、という助言を頂きました。



潤滑油を塗ってもダメだったので(余計に滑る)、ノコギリで切断する事にしました。



無事に切断できました。そして、配管から物凄く臭いニオイが噴き出しました(これまでに嗅いだことのないニオイでした)。



本体の取り外しは、上側の金ベルトを緩めます。



重さに耐えきれず、本体がドスンと下に落ちました。



シンクの上から覗いたらこんな感じです。「おー、貫通してる!」



ディスポーザーの上部を外せば、旧ディスポーザーの取り外し作業は完了です。



3-3. ディスポーザー本体の取り付け

新しいディスポーザーの取り付けも、最初は上側の金ベルトを緩める作業から開始します。※下側の金ベルトは絶対に緩めてはいけない。



結構強く引っ張って、上部を外します。



青色のビニール・シートをペリペリ剝がします(これは気持ちがイイ)。



上部のパーツをシンクの上側から取り付けます。





裏側からグレーの樹脂ネジ・リングで締め付けます。



本体を取り付けます。上下のゴムの部分がうまく噛み合うと、手を放しても落ちない状態になります。一人で取り付けようとすると結構重たいので、私は下に台を置いて簡単に持ち上げられるように工夫しました。



上側の金ベルトを締め付けて、本体が落下しないように固定します。



3-4. 配管の取り付け

付属で送られてきた配管を使います。パーツは全部で3つ。最初にディスポーザーと下水口に配管を接続します。



真ん中の配管は、目の細かいノコギリで切断します(丈夫なハサミでも切断できます)。



長めに切断して、一度設置してみます。



切り過ぎ注意と記載したシールが貼ってあります。私は臆病なので、ちょとづつ最終的に3回も切断しました。



こんな感じで配管の接続も完了です。



3-5. 配線と電源の取り付け

ここまで終われば、あともう少しです。ディスポーザー上部と下部の配線を繋ぎます。



緑色のアース線をねじ止めして、コンセントに接続します。



3-6. 完成

完成でーす!! あとは、水漏れしていないか、ディスポーザーが正常に動作するかを確認します。途中で、ちょっと休憩しましたが、交換作業自体は2時間程度でした。まあまあ簡単に交換できる感じです。ノコギリとか使うのに抵抗がなければ、誰でもできると思います。もしディスポーザーが壊れた際には、是非トライしてみてください。









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